Slay the Spire ディフェクト入門
(※この記事は2018年7月初旬に書かれたものです.Slay the Spireは現在アーリーアクセスであり,アップデートが頻繁に行われているため,あなたが今読んでいる記事は多少情報が古びている可能性があります)
ディフェクトはキモかわいい(?)見た目とは裏腹に,Slay the Spireの3ヒーローの中で間違いなく最強のヒーローだ.
一言でいって単体でぶっ壊れてるカードが多すぎる.カード依存度と比較してレリック依存度が低いので,実績「レリックって必要?」(一つのレリックでクリアする)も簡単に解除できる.
レリックに依らないということは,それだけデッキを安定して組めることを意味する.つまりつよいカードをひたすら取っていくだけでクリアできるということ.
ただし慣れない最初は難しいと感じる人が多いと思うので,そういう人たちに向けて記事を書こうと思った.
いちおう,筆者はディフェクトでアセンション15をクリアし,全実績解除した上でこの記事を書いている.(のでそこそこ正しいことを書いてるはず)
目次
基本システム
ディフェクト最大の特徴,それは何といっても頭上に浮かんでいるカラフルな球体,"オーブ”だろう.
オーブには,常時効果と喚起の2種類の効果があり,
・自動効果
毎ターン終了時に発動する効果(プラズマのみターン開始時).オーブは失われない.
・喚起
カードの効果,あるいはオーブスロット(オーブを生成できる最大数)を満たした状態で新たにオーブを生成した場合に,最も右側の(つまり最も古い)オーブを失うことで発動する.
また,オーブには4種類あり,
ライトニング:自動効果で(集中力)+3のダメージ,喚起で(集中力)+8のダメージ
フロスト:自動効果で(集中力)+2のブロック,喚起で(集中力)+5のブロック
ダーク:自動効果で(集中力)+6の蓄積,喚起で蓄積した数値分のダメージ.
(ライトニングの対象はランダムだが,ダークは最もHPの少ない敵を対象とする)
プラズマ:自動効果でターン開始時に1マナを追加で得る.喚起で2マナを追加で得る.
この辺は基礎知識なのでおさらい程度に.
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立ち回りの基本(主に序盤)
・冒頭でも述べたがディフェクトはOPカードが多く,レリックをあまり必要としない.レリックよりも欲しいのはつよいカード!ということで,序盤は積極的に敵と戦ってカードを得よう.
エリートと交戦するかどうかだが,エリート撃破の報酬はレリックなので積極的に当たる必要はないと思う.各階層で一回ずつ当たるくらいで十分.
・ディフェクトは他キャラに比べ全体攻撃が少なく,ライトニングの対象はランダム,また守備も薄くなりがちなため,複数の敵にすこぶる弱い.そのため序盤からブロックカードをしっかり取って行くのが大事.
ブロックカードとしては,跳躍,充電,氷河,強化ボディあたりがそつなく優秀.これらは基本的に2, 3枚取ってもいい.
また,遺伝的アルゴリズムは育てると最終的に30ブロック以上積めるので,一階層で見かけたら積極的にとりたい.
・鍛治では,まず初期カードのザップをアップグレードするのが安定.以降は入手した強いカードをアップグレードしていこう.
・ショップやイベントでの削除では,ひたすらストライクを削除しよう.ディフェクトのストライクは本当にゴミです.ただし序盤で削除しすぎると一階層のエリート戦で鬼に遭遇した時きついのでその辺は注意.
デッキビルド例
ライトニング型
理想はボールライトニングやザップ,テンペストなどのライトニングを生成するカードに電気力学,そしてトドメにサンダーストライク.
パワー型
初心者が一番クリアしやすい型だと思う.
理想はミイラの手とクリエイティブAIとストーム,あとはパワーをお好みで.
ダーク型
必要パーツが暗黒とマルチキャストだけなので最も手軽に組める.マルチキャストが取れなくてもデュアルキャストで間に合ったりするので極端に言えば暗黒取るだけで完成.
オールフォーワン型
オールフォーワンにFTLや爪,目潰しなどの0マナカード,さらにスクレイプ,再構成,ホログラムなど0マナと相性のいいカードを集めれば完成.爪はコモンカードのため,たくさん取りやすいので簡単に組める.
ちなみにこのサンプルデッキでは,オールフォーワン2枚に狂気をうまく当てて0マナにすることで,オールフォーワンの効果で0マナのオールフォーワンを持ってくるという無限ループが実現する.
マナ増幅型
メテオストライクなどでプラズマを生成しまくりマナを増やしてテンペストやマルチキャストなどXマナカードで仕留めるデッキ.
アイスクリーム(レリック)があるとマナがたまりやすい.集計やダブルエナジーなどマナ増幅カードが取れるとなお良い.
スネッコ型
最強のデッキタイプ.
スネッコがあればメテオストライクも切断もハイパービームも0マナで撃てる.そしてオールフォーワンを使えば全部0マナのまま回収しておかわりが出来るという...
これら以外にも,レリックも相まってまだまだ無限のデッキの形があると思う.Slay the Spireは深い...
カード評価
カードの強さはデッキの形・レリックにも依るが大雑把に.
Sランク(ぶっ壊れ)
・反響化
誰が見たって強いのは明白.
・バッファー
無敵になれる.
・オールフォーワン
捨て札の0マナをリサイクル.その後ホログラムで回収するとおかわりが出来る.
・電気力学
複数敵に弱いというディフェクト最大の弱点を克服するカード.しかもライトニングを2つも生成してくれるおまけ付き
・ストーム
パワー型で取れると勝ちを確信する
・サンダーストライク
ライトニング型の切り札.
特にマナ増幅型で力を発揮.50マナくらい貯めてぶっぱするとオーブのお手玉が見れて楽しい.ライトニング型でも十分優秀.
特にダーク型で力を発揮.例えば50ダメージ蓄積したダークを5マナある状態でマルチキャスト(+)すると50× (5+1)= 300ダメージ出ます.ボスも一発で死にます.
・消尽
複数枚のコンデンサ,核分裂もしくはインサーター(レリック)で十分にオーブスロットがあるとつよい.集中力は命.
・クリエイティブAI
ミイラの手が取れているとゲームが崩壊する.
Aランク(汎用性が高くよく取るカード)
・氷河,跳躍,強化ボディ,遺伝的アルゴリズム
・FTL
・自己修復
・検索,ホログラム
・コンパイルドライバ
・目潰し
・加速
・暗黒,自暴自棄
・レインボー
・切断,溶解炉,効率化(序盤に一枚あると便利)
・起動シーケンス
・ハイパービーム(序盤取ると道中がかなり楽になるが終盤は力不足になるので基本的にはつなぎ)
・コアサージ
・機械学習
その他のカードはシナジー次第もしくは純粋に弱いです.たぶん.
まとめ
ディフェクトはカードパワー高くて楽しいよ.